
医療機関のMEO対策|「地域名+診療科」で見つけてもらうための整え方
体調を崩した人が最初にすることは、多くの場合「○○市 内科」「△△駅 歯科」といった検索です。このとき地図の上位に表示されるかどうかで、受診先として検討されるかが決まります。
この記事では、医療機関がGoogleビジネスプロフィールで整えるべき項目を、優先度の高い順に解説します。
1. カテゴリを正確に設定する
もっとも影響が大きい設定です。メインカテゴリは、自院の中心となる診療科に合わせます。「歯科医院」「内科医」「整形外科医」など、実態に合うものを選んでください。
関連する診療科はサブカテゴリとして追加できますが、実際に行っていない診療を追加してはいけません。実態と違う設定は、ガイドライン違反にあたります(MEOでやってはいけないこと)。
2. 医院名は正式名称のままにする
「○○クリニック(○○駅前・土曜診療)」のように、名称に地域名や特徴を足したくなりますが、これはガイドライン違反です。看板や保険医療機関の届出と同じ名称を使ってください。
3. 診療時間を実態と一致させる
医療機関で特に重要な項目です。次の点を確認してください。
- 午前・午後の診療時間を分けて登録しているか(昼休みが反映されているか)
- 受付終了時刻と診療終了時刻の違いが伝わるか
- 休診日、祝日の扱いが正しいか
- 年末年始・学会等による臨時休診を反映しているか
診療時間の誤りは、来院してから受診できないという最悪の体験につながり、そのまま低評価のクチコミになります。
4. 診療内容を「サービス」として登録する
「予防接種」「健康診断」「訪問診療」「ホワイトニング」など、提供している診療内容を登録します。検索した人の目的と一致すると、選ばれやすくなります(商品・サービス登録の活用)。
登録の際、治療効果を保証するような表現は避けてください(医療広告ガイドラインとの関係)。
5. 写真を掲載する
医療機関は、初めて行く人にとって不安の大きい場所です。写真があるだけで、その不安が下がります。
- 外観(道路から見た様子・目印になる建物)
- 入口とエレベーター(迷いやすい場所は特に)
- 待合室
- 受付
- 駐車場
患者さんが写り込まないよう、診療時間外に撮影してください。撮影のコツはGoogleマップの写真で集客力を上げるにまとめています。
6. クチコミを継続して集める
件数と評価は、表示順位にも、見た人の判断にも影響します。依頼の作法は患者さんにクチコミをお願いしてもいい?を、返信の書き方は医療機関の返信例文をご覧ください。
7. 院内・外部の情報を統一する
ホームページ、医療情報サイト、地域の医師会のページなど、外部に掲載されている医院名・住所・電話番号の表記を揃えます。表記のゆれは、同一の医療機関だと認識されにくくなる原因になります(NAP情報の統一)。
効果の確かめ方
「地域名+診療科」で実際に検索し、自院が何番目に表示されるかを定期的に記録してください。順位は日によって変動するため、同じ曜日・同じ時間帯で継続して見ることが大切です(順位を確認・計測する方法)。
よくある質問(FAQ)
Q. 医院名に「○○駅前」と入れると検索されやすくなりますか?
A. 一時的に効果があるように見えても、ガイドライン違反です。プロフィールの停止や表示順位の低下につながる可能性があるため、正式名称を使ってください。
Q. 診療科が複数ある場合、カテゴリはどう設定しますか?
A. 中心となる診療科をメインに設定し、実際に行っている診療科のみをサブカテゴリに追加します。数を増やすことより、正確さを優先してください。
Q. どれくらいで効果が出ますか?
A. 情報の整備は反映まで数日から数週間、クチコミの蓄積による変化は数か月単位です。短期で結果を保証する業者には注意してください(費用相場と代行会社の選び方)。
まとめ
医療機関のMEO対策は、特別な施策ではなく正確な情報を、継続して整えることに尽きます。カテゴリ・診療時間・写真・クチコミ——この4つを実態どおりに保つだけで、地域の患者さんに見つけてもらえる状態に近づきます。
全体像は医療機関のGoogleクチコミ対策 完全ガイドをご覧ください。