
会計時に口頭でお願いするのが最も効きますが、言い忘れる・言いにくい・その場で書く時間がない、ということも多いはずです。そこで来店後にSMSやメールで一言お願いする方法です。文面と送るタイミングで、書いてもらえる確率は大きく変わります。
この記事では、そのまま使える文例と、送り方のコツ、やってはいけないことをまとめます。
先に守ること
- 見返りを付けない:「書いてくれたら割引」はGoogleのポリシー違反で、景品表示法上の問題にもなり得ます(割引やプレゼントを渡してもいい?)
- ★5をお願いしない:「正直なご感想を」と頼む。結果的にそのほうが高評価が集まります
- 満足した人だけに送る仕組みにしない:不満そうな人には送らない、と個別に判断するのは構いませんが、「アンケートで高評価の人だけGoogleに誘導する」仕組みはガイドライン違反になり得ます(正しい集め方と注意点)
- SMSは同意のある相手だけに:予約時や会員登録時に連絡先の利用に同意を得ていることが前提です
文例(SMS・短い)
SMSは70文字前後に収めます。長いと読まれません。
1. 基本形
本日はご来店ありがとうございました。よろしければ、ご感想をお聞かせください。30秒ほどで書けます。[リンク] ○○店
2. 感謝を先に
○○店です。本日はありがとうございました。今後の参考に、正直なご感想をいただけると嬉しいです。[リンク]
3. 具体的に
本日はカット&カラーのご利用ありがとうございました。仕上がりのご感想をぜひ。[リンク] ○○(担当・△△)
4. 医療・専門職向け(受診の事実に触れない)
○○クリニックです。本日はありがとうございました。当院へのご意見・ご感想をお寄せいただけますと幸いです。[リンク]
文例(メール・少し長め)
5. 基本形
件名:本日はありがとうございました(○○店)
本文:○○様
本日はご来店いただき、ありがとうございました。
もしよろしければ、Googleでご感想をお聞かせください。良かった点も、気になった点も、正直に書いていただけると今後の参考になります。
[リンク]
30秒ほどで書けます。お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
○○店 △△
6. リピーター向け
件名:いつもありがとうございます(○○店)
本文:○○様
いつもご利用いただき、ありがとうございます。
○○様のように長くお付き合いくださっている方のご感想は、これから来られる方にとって何より参考になります。もしよろしければ、一言いただけますと幸いです。
[リンク]
○○店 △△
7. 工事・施工完了後
件名:工事完了のご報告とお願い(○○工務店)
本文:○○様
このたびは工事をお任せいただき、ありがとうございました。
仕上がりや、担当者の対応について、率直なご感想をお聞かせいただけますでしょうか。今後の施工の改善に活かします。
[リンク]
○○工務店 △△
8. 高額・検討が長い業種(不動産・士業)
件名:ご契約のお礼(○○)
本文:○○様
このたびはありがとうございました。
ご検討から契約までの間、ご不安な点や、改善すべき点はなかったでしょうか。今後同じように悩まれる方のために、ご感想をお寄せいただけますと幸いです。
[リンク]
○○ △△
送るタイミング
| 業種のタイプ | 送る時期 | 理由 |
|---|---|---|
| 飲食・美容・整体 | 当日〜翌日 | 体験の記憶が新しいうちに。翌日の午前が最も反応が良い |
| 医療・薬局 | 当日〜3日以内 | 受診直後は避け、落ち着いたころに |
| 工事・リフォーム | 完了から3〜7日後 | 使ってみて感じることがある。早すぎると内容が薄い |
| 不動産・士業 | 手続き完了から1週間前後 | 結果が見えてから |
時間帯は午前10時〜正午、または夜19〜21時。深夜・早朝は避けてください。
書いてもらえる確率を上げるコツ
- リンクは「クチコミを書く画面」に直接飛ぶものを使う。店のページに飛んで、そこから探させると途中で離脱します。Googleビジネスプロフィールの管理画面で取得できます
- 「30秒で書けます」と所要時間を書く。負担が小さいと分かると動きやすい
- 担当者の名前を入れる。「人からのお願い」になる
- 1回だけ送る。催促は逆効果です
- 書いてくれた人には返信でお礼を言う。それを見た次の人も書きやすくなります(高評価にも返信すべき理由)
これを仕組みにする
文例を決めても、「送る」作業が人任せだと止まります。会計後に自動で送る、または担当者がボタン1つで送れる状態にしておくと続きます。LocaBoostでは、店舗ごとの依頼文を登録しておき、SMSまたはメールで送る機能があります。QRコードと組み合わせると、その場で書く人・後で書く人の両方を拾えます(QRコードの作り方・設置アイデア)。
よくある質問(FAQ)
Q. SMSとメール、どちらが書いてもらえますか?
A. 一般にSMSのほうが開封率が高く、反応も早い傾向があります。ただし送信に費用がかかり、同意の管理も必要です。連絡先の種類と業種で使い分けてください。
Q. 送ってもほとんど書いてもらえません。
A. まずリンクが「書く画面」に直接飛んでいるか確認してください。次に、送るタイミングが遅すぎないか。それでも反応が薄いなら、会計時の一言を先に足すと、メッセージの反応も上がります。
Q. LINEで送ってもいいですか?
A. 公式LINEでつながっている相手なら問題ありません。文面はSMSの短い形で十分です。
Q. 件数が増えると★が下がりませんか?
A. 1,995店の調査では、件数と★に関係は見られませんでした(件数が増えると★は下がる?)。正直に頼む限り、集めることを怖がる必要はありません。
まとめ
クチコミの依頼は、短く・具体的に・見返りなしで・1回だけ。リンクは書く画面に直接飛ばし、所要時間と担当者名を添える。タイミングは業種で変わります。文例はこの記事のものをそのまま使って、店名と担当者名だけ差し替えてください。