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Googleマップの掲載順位が急に下がった原因と、確認すべきポイント

Googleマップの掲載順位が急に下がった原因と、確認すべきポイント

Googleマップの掲載順位が急に下がった原因と、確認すべきポイント

「先週まで検索の上位に出ていたのに、急に見つからなくなった」——Googleマップの掲載順位は日々変動します。慌てて設定をあちこち変更すると、かえって状況を悪化させることがあります。この記事では、順位が下がったときに何を、どの順番で確認すべきかを整理します。MEOの仕組みそのものはMEO対策とはをご覧ください。

まず確認:本当に下がっているのか

順位を判断する前に、測り方を疑ってください。Googleマップの表示順位は検索した人の現在地によって大きく変わります。店舗の中から検索すれば上位に出て当然ですし、自宅から検索すれば違う結果になります。また、ログイン状態や過去の検索履歴も結果に影響します。

確認するときは、シークレットウィンドウを使い、実際にお客様がいそうな場所を想定して調べます。「自分のスマホで見たら下がっていた」だけでは、順位が落ちた証拠になりません。

確認1:ビジネス情報が編集されていないか

Googleビジネスプロフィールは、オーナー以外のユーザーからの編集提案が反映されることがあります。住所、営業時間、電話番号、カテゴリが勝手に書き換わっているケースは珍しくありません。特にカテゴリの変更は順位に直結します。

管理画面を開き、主要カテゴリが意図したものになっているか、住所と電話番号が正しいかを確認してください。心当たりのない変更があれば元に戻します。

確認2:プロフィールが停止されていないか

順位が下がったのではなく、プロフィール自体が停止(サスペンド)されている可能性があります。停止されると検索結果から完全に消えるため、「急に見つからなくなった」という症状と一致します。管理画面に警告が出ていないか確認してください。復旧の手順はGoogleビジネスプロフィールが表示されない・停止された時の原因と復旧手順にまとめています。

確認3:口コミの動きに変化はないか

口コミは順位に影響する要素の一つです。次のような変化がないか確認します。

  • 口コミが減っていないか:不自然に集めた口コミがまとめて削除されると、評価数が急減して順位に影響します。心当たりがなくても、Googleの自動検出で削除されることがあります。
  • 低評価が集中していないか:短期間に低評価が続くと、評価と順位の両方に影響します。
  • 返信が止まっていないか:返信の有無そのものより、放置されたプロフィールは運用が止まっていると見なされます。クチコミに返信しないとどうなる?もご覧ください。

確認4:競合が動いていないか

自分が下がったのではなく、競合が上がっただけということがよくあります。順位は相対的なものなので、近隣に新規開業した店舗がある、既存の競合が写真や投稿を大幅に増やした、といった動きで押し下げられます。上位に出ている店舗のプロフィールを実際に見て、自店と何が違うかを確認してください。分析の進め方は競合に差をつけるローカルSEOを参照してください。

確認5:NAP情報が食い違っていないか

店名・住所・電話番号(NAP)が、自社サイトやポータルサイトで食い違っていると、Googleが同一の店舗だと判断しづらくなります。移転や電話番号の変更をした後に順位が落ちた場合は、この可能性が高いです。NAP情報を外部サイトでも統一するに整え方をまとめています。

確認6:Googleの側で更新があったか

ここまで確認して自店に原因が見当たらない場合、Googleのアルゴリズム更新の可能性があります。Googleは検索の仕組みを継続的に更新しており、その前後で地図の順位が広く動くことがあります。

見分け方は単純で、自店だけでなく周辺の他店も含めて順位が入れ替わっているかを見ることです。地域全体で顔ぶれが変わっているなら、自店の設定が原因ではありません。この場合、対処法は「基本を続ける」しかありません。情報の正確さ、口コミの積み重ね、投稿の継続——更新後に戻ってくる店は、たいていこれを止めなかった店です。

やってはいけない対処

  • あわてて情報を大量に書き換える:何が効いたのか分からなくなり、元に戻すこともできなくなります。変更は一つずつ、記録を残しながら行います。
  • 店名にキーワードを詰め込む:「〇〇店|地域名 格安 24時間」のような店名は、順位を上げるどころかポリシー違反でプロフィール停止の対象です。実店舗の看板と同じ名前にしてください。
  • 口コミをまとめて集める:短期間に不自然な数の口コミが増えると、逆に削除の対象になります。
  • 口コミを購入する:一時的に数は増えても、削除されたときの反動と、ステマ規制違反のリスクを負います。
  • 1日で判断する:順位は日々変動します。1日の下落で施策を変えると、判断を誤ります。

記録を取っておくと、次に困らない

順位の変動に振り回されないためには、普段から記録を残しておくことが効きます。最低限、次の2つで十分です。

  • 変更履歴:いつ、何を変えたか。写真を追加した、カテゴリを変えた、営業時間を直した——日付とともに残します。順位が動いたとき、直前に何をしたかが分かれば原因の切り分けが一気に楽になります。
  • 順位の定点観測:主要なキーワードで、同じ条件(同じ場所・シークレットウィンドウ)で定期的に確認します。感覚ではなく数字で見ると、「下がった」のか「もともと変動の範囲内」なのかが判断できます。

手作業での定点観測が続かない場合は、順位を自動で記録する仕組みを使うと、変動の傾向がつかめるようになります。

確認の順番まとめ

ここまでの内容を、実際に手を動かす順番に並べ直します。上から順に確認すれば、原因の切り分けができます。

  1. 測り方を確かめる:シークレットウィンドウで、お客様がいそうな場所を想定して検索する
  2. 管理画面に警告が出ていないか:停止されていればここで分かる
  3. カテゴリ・住所・電話番号・営業時間が意図したままか
  4. 口コミの件数が減っていないか:不自然な削除がなかったか
  5. 未返信が溜まっていないか
  6. 上位の競合を実際に見る:自店と何が違うか
  7. NAP情報の食い違い:自社サイト・ポータルとの整合
  8. 地域全体で順位が動いているか:動いていればアルゴリズム更新の可能性

1〜3で見つかることが最も多く、ここで解決するケースが大半です。

よくある誤解

  • 「口コミの数が多いほど上位に出る」:件数だけで決まるわけではありません。不自然に集めた口コミはむしろ逆効果です。
  • 「毎日投稿すれば上がる」:投稿は有効ですが、それだけで順位が決まるものではありません。中身のない投稿を毎日出しても効果は薄いです。
  • 「有料の対策業者に頼めば確実に上がる」:順位を保証する業者には注意してください。Googleは順位を保証する仕組みを提供していません。店名へのキーワード詰め込みなど、規約違反の手法を使われるとプロフィール停止のリスクを負います。
  • 「一度上がれば維持できる」:競合も動くため、運用を止めれば相対的に下がります。

回復にはどのくらいかかるか

原因によって変わります。誤って編集された情報を直した場合は数日で戻ることが多い一方、プロフィールの停止から復旧した場合や、口コミがまとめて削除された場合は、数週間から数か月かかることもあります。

共通して言えるのは、短期で取り返そうとする施策ほど裏目に出るということです。順位が下がっている期間こそ、情報の正確さと口コミへの返信という基本に戻るのが最短経路になります。

まとめ

順位が下がったときに大事なのは、原因を特定してから動くことです。測り方を確かめ、情報が書き換わっていないか、停止されていないか、口コミと競合に変化がないかを順に見ていく。多くの場合、原因は「Googleの気まぐれ」ではなく、どこかに具体的な理由があります。焦って設定をいじる前に、この順番で確認してください。

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